プラダン通い箱とは
「プラダン通い箱」はプラスチックダンボール(プラダン)を素材とした通い箱(拠点間輸送用のコンテナ)。
主にメーカーから顧客へ、卸売業者から顧客へなど、一定の拠点間で材料、部品、製品などを繰り返し輸送するために使用します。
同じ箱が何度でも利用できることで、梱包費用や廃棄物の削減につながります。
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高耐久性
かつては紙製のダンボールが主流でしたが、2000年頃から耐久性の高いプラダン製の通い箱が主流となりました。
紙製ダンボールが10回程度の使用で傷んでしまうのに対し、プラダンは3年程度は使用できるため、梱包コストを圧縮できます。 -
紙粉が出ない
精密部品、電子デバイス、オーディオ機器、自動車部品などの梱包に紙粉が紛れ込むのはNGです。
プラダン通い箱だと紙粉が出ないため、異物混入を嫌うものの輸送に向いています。 -
水に強い
プラダンは水分を吸収しないため、輸送中の湿気や水分から中のアイテムを守ります。
また、水濡れによって通い箱自体が劣化することもありません。 -
エコ
プラダン通い箱は紙製ダンボールより廃棄サイクルが長くなるため、環境負荷を下げることにも貢献します。また、プラダンの原料であるPP(ポリプロピレン)はリサイクル可能で、廃棄焼却する際にもダイオキシンを発生しにくい特徴を持つ素材。
環境対応の一環としてもプラダン通い箱が選ばれています。 -
一目でわかる
プラダンは素材がカラフルでよく目立つので、何がどこから届いたのか受け手が通い箱を見ただけで判断できる利点があります。通い箱の色で分類することもできます。
オーダーメイドのプラダン通い箱
製品の質にこだわるメーカー様は通い箱にもこだわりをお持ちです。通い箱は輸送品質にも大きな影響をおよぼすからです。
当社がオーダーメイドで作るオリジナルのプラダン通い箱なら、輸送するアイテムにぴったりと合うように設計するので安心・安全。
サイズから形状まで自由に発注いただけるだけでなく、プラダン自体の素材を硬度、厚さ、性能など荷物に合わせてご提案できます。
通い箱のオリジナル仕切り・緩衝材
プラダン通い箱の内部の仕切りや緩衝材も、輸送品質を大きく左右する要素。仕切りの形状、組み方、クッション性、サイズ、帯電性、導電性、耐振動性など、求められる仕様に当社は徹底対応します。
お客様の要望に合わせてオリジナルに設計・製造した仕切りや緩衝材を提案しますので、安心いただけると思います。
プラダンとセットでの一貫設計・製造なら、微妙なズレやゆるみも排除でき、お客様が望む安定した輸送品質が実現可能です。